日本サイ科学会で報告いたしました(その6)

10月23(土)に日本サイ科学会の創立45周年記念大会にて発表させていただいたのでそのご報告です。

昨年は気感(ぴりぴり感)を得たときの「手のひら」にできる斑点模様を写真に収め定量化を行いましたが、撮影方法などより再現性が今一つでした。

今回は、IARP(国際宗教・超心理学会)の本山博士が発明したAMI(経絡識別装置)を用いてみました。AMIとは「気」に関連があるとされる皮膚の奥(真皮部分)に流れる電流などを測定する機器です。AMIを用いた施術をしている井の頭鍼灸院にて、以下の3つの測定をしてもらいました。
1.基準データ
2.気の玉をイメージして「両手」に気を感じた後のデータ
3.気を感じる装置で「片手」のみで気を感じた後のデータ

各経絡の電流を統計処理したところ、1と2や1と3に有意差があることを確認しました(分布は下図ご参照)。

各1試行ずつですが、(人を介した)間接的な外気の定量化への試みということで評価いただけたと思います。